外国人出入国記録等の様式が変わります


外国人の方が、来日した際や再入国を前提として出国する際に使用する、出入国記録(EDカード)の様式が2016年4月1日から変更となります。

新様式に関する入国管理局リーフレット

特に、出国前の在留資格を維持したまま、再入国を希望する方は、旧様式と大きく変更がありますので、要確認です。旧様式では、「みなし再入国許可」による出国なのか、「再入国許可」による出国なのかにチェックをするため、制度をよく理解していない方には、大変わかりづらいものとなっておりました。

また、再入国許可を予め受けている方が、制度を理解していなかったために、みなし再入国による出国にチェックを入れてしまった場合、みなし再入国許可の期限が出国から1年以内とされているため、それを1日でも徒過してしまうと、日本に戻ることが出来ないほか、在留資格も同時に抹消されてしまい、救済措置もとりわけ取られておりません。みなし再入国制度は、まさに諸刃の剣で、制度をよく理解している者にとっては便利な制度ではありますが、誤って理解していた場合は救済措置がないため同時に危険も伴います。

そのことを受けてかは、定かではありませんが、新様式では再入国意思にチェックを入れる方式に変わり、更に再入国を希望される方はその渡航期間にチェックを入れます。

新様式では、再入国をするのか、しないのかの意思確認ですので、わかり易さは格段に向上しております。

旧様式も経過措置により、引続き使用出来るようですが、新様式の方がわかり易く確実ですので、新様式にて出国することをお奨め致します。

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